2006年11月26日

人間補給・餃子補給・音補給

牛舎での作業は、お世話になっている酪農家さん一家3人と一緒。

…だけ。3人だけ。

買い物にも行かないような日は、1日に会う人の数は、3。
電車にも乗らなければ、街中を歩くこともないから、本当に3人にしか合わないことがある。

そろそろ人間が恋しくなってきたようだ。
そして、そろそろ餃子が食べたくなってきたようだ。

というわけで、土曜の夜は手作りの餃子パーティー。
酪農実習生仲間4人に来てもらって、人間補給と餃子補給。


実家のCDコンポは持ってくることができなかったので、こっちに来て2週間目くらいに、MP3プレイヤー用のスピーカーを買った。
小さいわりに、けっこう音がよろしい。
それ以来、テレビはめっきり見なくなった。
もっぱら、音楽を聴きながらパソコンをいじっている。

…が、ここにきて、あまりにも同じ曲ばかりヘビーローテーションしていたら……飽きちゃったんだな。
というわけで、近く(といっても45キロ)のTSUTAYAであさる。

ビートルズ
ブライアンセッツァー
ストーンズ
リンキン
ルーリード
イギーポップ
レディオヘッド
アンダーワールド
……

今、この選曲に、不安とか静寂さに対する反動のようなものを感じてしまった。
ハヤリモノに…手が出ないなぁ…。
posted by ヨーコ at 20:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月22日

いきなり吹雪デビュー

雨は真昼すぎに〜吹雪へと変わるだ〜ろ〜♪

CA320140.JPG
写真は家の窓から撮ったもの。
いやいやちょっと、覚悟がまだ…とかゆっていられないのだ。
朝、暖かかったのに昼過ぎには白銀の世界へと変わった。

関東(実家近く)では、雪は夜中にこっそり降って朝目が覚めたら真っ白だった!というのが普通だった。
やっぱ北の地は違うね〜。

車はびびりびびりで徐行運転。
後ろがキャラバン状態になってしまうが、しょうがない。
家の前でブレーキが効くのかどうか実験してみたら、けっこうしっかり止まる。
でもやっぱ目の前が白〜〜くなってしまうのは、めっちゃ怖い。

さてさて、今風の音がぶんぶんしているが、明日朝は一体どうなっていることやら。
顔型が作れちゃうかもね。
posted by ヨーコ at 21:12| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月19日

今週は珍しく忙しかった

最近なにかと手一杯だったのでまとめて書いちゃえ。

14日 火曜日・昼

かねてから興味津々だった隣町(…といっても60キロくらい離れている)の酪農家さん(Sさん)に会いに行く。
突撃訪問だったのに、快く受け入れてくださってとてもうれしかった。
そこの牛舎はとっっってもキレイで(ご本人いわく、そうでもないとのことだったが、私がお世話になっている酪農家さんのところと比べると天と地ほど差がある)、一頭一頭名前もつけられていて(普通は番号だけ)、牛たちは幸せそうだった。

子牛たちのコーナー(本当の名称がわからない)に、ホルスタインなのに白黒ではなく白茶の子がいた。

CA320131.JPG
超〜〜〜〜かわいい!
なにがかわいいって…顔がかわいい!
毛もふさふさしていてかわいい!
びくびくしていて近寄ってきてくれないけどかわいい!

この子たちも、きれいな子牛たちのコーナーにみんな一緒に入れられていて、幸せそうだった。

牛が幸せかどうかなんて私の勝手な思い込みでしかない。
でも、どれだけ牛が好きなのかどうか、どれだけ清潔にしてあげているのかどうか、どれだけ情報の発受信をしているのかどうか、どうして酪農業をやっているのか。
そういうことである程度は判断できると思う。

北海道に来る前にイメージしていた理想の酪農家の姿が、そのSさんにはあった。
逆に言えば、今私がお世話になっている酪農家さんは違ったということだ。

酪農家だってどこも独立した会社のようなもので、人それぞれみんな違ってあたりまえだ。
それを比べることは必要ないし、意味もないだろう。
でも「理想」を見てしまった後に、「現実」を直視するのはなかなか大変だ。
ここもやはり、両方を見れたことに感謝するべきなのかな。

14日 火曜日・夜

実家ではよく、留守の間にご近所の方がお土産などをドアノブにかけていってくれてた…なんてことがよくあった。
しかーーし、ここではそれさえも規模が違う!

この日、牛舎作業を終えて酪農家さんのお宅の玄関に行ってみたら、大きな木箱(100×50×15cmくらい)がひとつ。
作業服を脱いで帰ろうとしたら、奥さんが「イカ料理できる!?」とのこと。
再び玄関に行ってみたら、なんとその木箱の中には、獲れたてのイカとホッケ(ロウソクホッケという小さいやつ)とカレイがぎっっっちり詰め込まれていた。

いくら寒いとはいえ、ナマモノが玄関前に置かれているとは!

結局、イカ5ハイとホッケ5匹をもらって帰る。
新鮮だったので、身もハラワタもとてもキレイだった。
夜中までかかって下処理をし、イカはほとんどお隣のイカ好きお姉さんに差し上げる。
残りのはハラワタとともに塩辛にし、イカスミは次の日にパスタにした。
ホッケはうろこを取るファイトが萎えたので、頭とハラワタを取っただけで冷凍庫にぶっこむ。

全身と部屋中が生臭い…。
全部着替えたけど、手のにおいが消えないよ〜〜〜。
この日はちょうど生ごみの日だったので、次の生ごみの日まで大量のイカゴミ、ホッケゴミが3日間も家に置かれることになった(この家にはベランダがない)。
これがまた…パンチのきいた…かほりがしたんだな…。

15日 水曜日・夜

前日のイカスミでパスタを作って食していたら、母から電話。

「地震あったの!!??」

…はい??
なんのことやら。

「NHKで津波警報って出ているよ!」

…つなみぃ??
なんじゃそりゃ?

確かにオホーツク海側は2mと、一番高い予想で出ている。
しかし、この家は海から400mほど離れていて、しかも2階の部屋だ。
まぁ大丈夫でしょーなんて思っていると、道外の友人から続々と「大丈夫!?」メールが送られてくる。
ここまでくると、さすがに怖くなってくる。

そういえば高台じゃないな…とか、
避難するとしたらいったん海寄りの国道に出なきゃいけないな…とか、
逃げるならパソコン持って行きたいな…とか。

しかし、窓を開けてもサイレンのひとつもきこえないし、津波到達予想時刻になってもいっこうにTVの中継画面には何も映らない。
洗濯物も洗い物も内職もほったらかしでTV見ていたのになんのこっちゃい!
次の日も朝早くから仕事だし…というわけで、寝てしまった。

結局2、30cmのが来ただけだったみたいね。
もーーー!脅かしやがって!

心配してくださったみなさま、本当にありがとうございました。
津波のばかーーー!
posted by ヨーコ at 03:12| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月12日

アザラシには会えるのか!?

朝4時45分。
休日だというのに、時計の目覚ましを切るのを忘れていて、起こされる。

朝5時。
雪になるという予報が出ていたので、窓の外を確認。
雨は降っているが、なまあたたかい風が吹いている。
よしOK。

朝7時。
昨日の夜はビール2本飲んで夜中の1時過ぎに寝たというのに、もうこれ以上寝られないという感覚と、空腹で目が覚める。
そして窓の外は……白いでかい雨粒が!
…じゃない、みぞれが!

今日は前から企画していた「アザラシにさわりに行ってみよう計画」の日なのに!

出発予定の9時半になって、雪はさらに割合を増し、強い風も吹いている。
でも、誰一人として「中止にしよう」とは言い出さない。
強いわ。

同じ酪農実習生などの女の子、総勢7人が2台のちっちゃい軽自動車に分乗して出発。
途中、草むらなどは白く積雪していた。

強風と大みぞれの中、アザラシのいる通称「ゴマちゃんランド」に到着。
しかし、おさわりOKなエサやりの時間まではだいぶ間があったので、近くの「流氷科学館」に行ってみようということに。
ここには、マイナス20度を体感できるコーナーやら、氷付けにされた魚たちが展示されているコーナーなどがあるらしい。

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さて、入り口で大口開けている白熊がいたので、歯科検診をして差し上げる。

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マイナス20度では、ぬらしたオシボリが立つ。
これ、よくロシアの厳冬地でTVレポーターがやっているよね。

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氷付けにされた魚の中に、同じく氷付けのクリオネ発見。
意外と大きい。
「流氷の妖精」などと呼ばれているが、実際はエサを食べる姿が恐ろしいらしい。
他の展示室には、ちゃんと生きているものもいたが、うまく撮れなかったので写真ナシ。

この時点で、みんな早起き癖がついているのでとてつもない空腹感と眠気に襲われる。
結局ゴマちゃんランドは、天気のいい日に出直そうということになり、昼食が優先された。

アザラシよりごはん。
基本よね。
まだまだやりたいことはいっぱいだけど、雪は待ってくれないなぁ。
posted by ヨーコ at 18:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月09日

最近の昼どき

余裕の表れだろうか。
毎日毎日ひたすら昼寝を続けていたが、最近はようやく出かけるようになってきた。

先日は農協の青年部との交流会で、ボーリングと昼食。
いやー私のスコアがひどいのなんのって。
「こんなスコア初めて見た!」といわれつつも、それでもブービー。
私よりひどいスコアがいたのか!
昼食はバイキングか!?いやそれはないだろうと、プランBとして和定食を予想していたら、見事にプランBで正解。
…というかちょっと残念。
ホテルバイキングの頭でいたので、お座敷を見たとたん「ま、そうだよね」。
そもそも「交流」になったのか?
女同士で連絡先の交換はしたけどね…。

今後は燻製作りやら牛市場の見学などもあるらしい。

そして個人的には、隣町の酪農家さんに会いに行ってみよう!計画や、
アザラシをさわることができるところがあるらしいから行ってみよう!計画、
北海道のカマンベールチーズをあちこち味見しに行ってみよう!計画など。

どれもこれも、雪が降らないうちにやってしまわないと、怖くて車が出せなくなってしまうわ!
おちおち昼寝ばかりしていられないようだ。
posted by ヨーコ at 21:53| Comment(12) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月05日

今日はちょっと深く考えてばかり

車の走行音がしない。
バイクの爆音がしない。
救急車のサイレンが鳴らない。
人が窓を閉める音がしない。
若者たちが騒ぐ声がしない。
遠い踏み切りの音がない。
終電車が走る音がしない。
隣家からピアノの音がしない。
自転車のブレーキがすれる音がしない。
二段式駐車場のパレットが地面と接触する音がしない。
ハイヒールの靴音がしない。

「音」について考えてみた。
実家は比較的静かな場所にあるマンション。
12階という位置もあって、夜になるといろいろな音が聞こえてくる。
今考えれば、そのいろいろな音の中で、意外にも耳をすましていたようだ。

ここには、人口音がない。

聞こえるのは、波の音。
風の音。
雨の音。
鳥の声。

手厚く用意された家の中で、何不自由なく買い物した後に、
隣には同じ境遇の仲間たちがいて、暖かく、清潔で、お腹も満たされ、
いつでも誰とでも会話できる携帯電話を持ち、世界につながっているパソコンの画面を眺めながら、
好きな音楽を聴き、自己表現している。

そんな状況が不思議に思えてくる。
なにも感じていなかったものに、やっと気が付いた気分だ。

哲学を言いたいわけじゃない。
ただ、ここに来れたことを感謝したい。
posted by ヨーコ at 18:58| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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