2006年12月31日

日本列島上半身縦断

ところで、寄生虫のワタクシ。
いや、帰省中の私。
雪に埋もれた厳寒の北国から、いきなり20度まで上がった(珍しいけど)首都圏の空の下へ。
日本も広いものだ。

いわゆる帰省ラッシュなどというものとは逆方向への帰路。
全国的に晴れた日本の上半身を上空から眺めていた。

なだらかな山の谷にスジ状に町があり、牧草地が広くて白の面積が多い北海道。
大雪山がちょっと溶けたソフトクリームのようだった。
道南にくると、富士山そっくりの羊蹄山が、小さな雲の塊から頭を出していた。

意外と広い津軽海峡を越えると、下北半島とその左側の半島(なんていうんだ?)が一望できる。
本州に入ると突然、山がとげとげしく険しくなる。
白い部分はみんなほぼ正方形で、それだけ田んぼが多いことが分かる。
町は、谷に沿ってというよりは、川が作った扇状地に堆積物のように(例えは悪いが)広がっている。
東北の真ん中を貫く山脈(奥羽山脈?)を境に、はっきり雪の多い少ないが分かれている。
仙台には雪はなく、その反対側の秋田は真っ白になっているのが分かる。
関東上空で寝てしまい、気が付いたら千葉のマンション群の上にいた。
そこからはもう、にごった空と工業地帯しか見えない。

あぁ…帰ってきちゃったなぁ…。

紋別空港では、牧草地しかないのにどこに降りるんだ?と思ったが、
羽田空港では、工場と海しかないのにどこに降りるんだ?と思った。
紋別空港には、飛行機は一機しかなかった。
羽田空港には、うじゃうじゃ飛行機がいる。
紋別空港では、牛のにおいがしたことがあった。
羽田空港では、排気ガスのにおいしかしない。

まだ枯葉が残る木が不思議な感じがした。
月が出てもまぶしくないし、晴れていても星はまばらだし、雨が降るから傘が必要だし。

あぁ…こんなにも違うんだなぁ…。

でもやっぱりここが地元なんだなぁ。
posted by ヨーコ at 21:16| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3ヶ月での変化

インプットとアウトプットの時期があるとしたら、
かなりイン寄りになっていたこのごろ。
言葉がなかなか出てこないんだな…。
ここにきてやっとアウト寄りになってきたかな。

酪農実習は3ヶ月ごとに受け入れ農家さんが変わるのだが、
この12月末がまさにその3ヶ月目だった。
3ヶ月、振り返ってみれば…結構長かったなぁ…。
1日に2回出勤することもあって、倍の長さに感じられた。

この間に黄葉が落ちて、霜が降りて、氷が張って、雪が積もった。
日の出の頃に出勤していたのに、最後は30分遅くなっても真っ暗な中を出勤していた。
牛の蹴りにも、しっぽ攻撃にも、べろべろなめてくるのにも負けなくなった。
子牛がぼろぼろ生まれて(10頭くらいか)、親牛が5頭くらいいなくなって(お肉になっちゃった)、牛舎にいるネコは6匹増えた。
腕と足と背中に結構筋肉が付いた(それでもまだぷよぷよだが)。
雪道の運転にも静かで真っ暗な夜にも慣れた。

ちったぁ成長したんじゃぁないでしょうか。

1ヶ月目は、仕事を覚えるのにいっぱいいっぱい。
2ヶ月目は、多少慣れてきて、生意気にも不満が出てくる頃。
3ヶ月目は、もう次に行く農家さんはどんなんだろうかということばかり考えていた。

あれ?
成長というよりは、やっつけになっていないか?私。
ま、次でもうちょっと成長しましょう。
posted by ヨーコ at 18:26| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月16日

酪農実習と美容健康について

Q<酪農実習を始める前の、過去の私からの質問>
A<酪農実習を始めて約3ヶ月経過した、今の私からの答え>

Q.酪農実習をすれば、やせますか?
A.いいえ。
まったくやせません。
むしろ太りました。
先日計ったところ、体脂肪率も筋肉量も基礎代謝も増えていました。
つまり、筋肉で重くなった上に、脂肪もついた…と。
基礎代謝が増えているということは、筋肉がついてきちんと燃焼を始めたということでしょうか。
これからを期待しましょう。
…とかいいつつ、とにかく食べてばかりなので、ま、過度な期待は厳禁です。

Q.酪農酪農実習をすれば、健康になりますか?
A.はい。
…いや、いいえ。
いや…。
早寝早起きで頭はスッキリするようになりました。
なぜか、視力は低下を続けています。
今働いている牛舎はホコリが多いので、鼻炎とのどの痛みは慢性化しました。
なれない力作業が多いので、肩こり、腰痛、腕の痛み、腱鞘炎は慢性化しました。
筋肉が付いたので、冷え性は改善方向です。
よく食べ、よく眠り、よく動くので、腸は快調です。

Q.酪農実習をすれば、お肌がキレイになりますか?
A.…たぶん、いいえ。
一時期、牛乳の飲みすぎでニキビがひどかったのですが、朝食のときのヨーグルトだけで摂取するようにしたら、改善方向です。
しかし、化粧する時間も惜しいほど寝ている・そもそも牛舎には化粧していく必要がない・休日は一人で車で出かけてしまうから化粧する気がおきない…などの理由で、めったに塗らなくなりました。
よって、じかに肌をさらすことが多くなり、そのツケがそのうちくるのではないかとびくびくしています。
冷たい空気とキレイな水に多少救われるところもあるかもしれませんが。
posted by ヨーコ at 14:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月10日

最近の写真から

CA320146.JPG
ここは、先日見学に行った紋別市にある家畜市場。
各農家で生まれた牛が集められて、ここで競りが行われている。
北海道では唯一、競り師(って言うのかな?)がいて、買い付ける人が指で上乗せする金額を提示していくという、アナログな競りが行われているところなんだそうだ。
始終、「四万四万四万五千四万六千四万六千四万七千四万七千四万・・・五万五万五万五万一千五万二千三千四千…(めっちゃ早口)」
という声が聞こえる。
この時は、子牛の競りが行われていて、体育館ほどの会場にちびっ子牛たちがうじゃうじゃいて楽しかった。

CA320145.JPG
油断していると、すぐそばの子牛に指をしゃぶられる。
指ならまだ良いが、上着のすそやらおしりをなめられると、よだれが乾いてかぴかぴになるぞ。
でもかわいいから許す。

CA320143.JPG
そのうじゃうじゃいる子牛の中に、一頭だけレッドの子を発見!
やっぱかわいいなぁ。
しかし、この子が競られるところを見ていたが、赤毛だからといって値段が高くなるわけではないようだ。
ちなみに高い牛の条件とは、デベソではないこと、下痢をしていないこと、年齢(日齢)の割りに体が大きいこと…などだそうだ。
素人には全〜〜部かわいくみえるから、さっぱりわからない。
ずっとこのままの大きさ(大型犬くらい)でいてくれるなら飼いたいくらいだ。
これがあのどでかい親牛になるのかとおもうと、絶対に手を出したくないが。

CA320149.JPG
こちらは、近所の展望台からオホーツク海と、町の様子。
こうして見ると、本っ当〜に寒そうな所にいるんだな…と思う。
以前はこんなところには住めないだろうと思っていたが、暮らしてみるとなんとかるものなのだ。
まだ冬の序盤ではあるが。

CA320151.JPG
キリ番を目撃したので撮ってみた、車の距離メーター。
ちなみに借りたばかりの時は、5万キロ台だった。
2ヵ月半で1万3000キロ以上走っていることになる。
毎日片道7キロの距離を2往復、週1回は100キロ以上走っていればこうもなるわな。
北海道でっかいどう。

CA320152.JPG
通勤途中の風景。
こんなところを毎日通っているのだ。
つい3ヶ月前まで満員電車に乗って通勤していたとは思えない。
今は東京の人の数ほど、雪にまみれている。
posted by ヨーコ at 17:20| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月03日

雪だるまがピンチ!

毎日毎日、飽きもせずせっせと雪が降り続いている。
ホコリが舞う程度だったり、ちいちゃなシャボン玉サイズだったり。
さらさらの粉雪が、音もなくふわふわと降っている。

先日晴れたので、こもりっきりの車の空気を入れ替えようと、窓を少しだけ開けて駐車していた。
すると、昼過ぎから降り出して運転席のシートが半分真っ白になった。
でも、はらえばすぐに落ちるので、濡れることはない。

ところで、ここの雪は今までに見たことがない。

本当に「粉のような雪」だ。
東京の雪と比べるなら、羽とピンポン玉ほど違う。
風が強いと、地面の雪が横滑りして、蛇が這ったような跡があちこちに見られる。
もっとひどいと、地吹雪になるそうだ。

積もった雪が、とにかくいつまでも白くてキレイだ。
東京の雪のように、すぐに排気ガスで黒ずむことはない。
こんなにも空気が違うのか。

昼間でも気温が0度前後なので、いつまでもさらさらなままだ。
東京のように昼過ぎにはべしゃべしゃ、次の日の朝にはかちかちのつるつる…ということにはならない。
比べるなら、上新粉と冷ご飯ほど違う。

握っても雪が固まらない。
さらさらすぎて、すぐに崩れてしまうのだ。
炊いてないお米でおにぎりを作ろうとするようなものだ。
これでは雪合戦ができないではないか!
雪だるまも作れないではないか!
…って騒いでいたら、2月ごろになると湿った雪になるので、雪合戦もできるようになるそうだ。

今はまだ、雪が珍しくて感心しきりなのだが、そのうちこの白さがお腹いっぱいになっちゃうのかな。
とにかく、事故らないように緊張しておかねばね。
posted by ヨーコ at 13:23| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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